(一社)高知県測量設計業協会
会長 西川 和正
(一社)高知県測量設計業協会は、測量設計及びこれに関連する調査業務を通して、県内のインフラ整備の最上流で貢献している高知県内の業界を代表する団体です。
残念ながら、未だ日本各地では地震や台風等の自然災害により、多くの人命が犠牲となり、大切な道路・河川等の社会基盤施設が損なわれています。また、高知県の社会資本整備の遅れは、いまさら申し上げるまでもない状況にあります。
このように被災施設の復旧や防災施設の整備、或いは生活や経済活動の一層の向上のための社会資本整備には、まだまだ沢山の資本投入が必要な状況にあります。
私たち協会会員は、社会基盤施設の改良・整備のみならず、それらの施設を長く利用するための維持・補修の分野に至るまで、「県内の仕事は県内の業者が責任を持って果たす」という強い思いを持ち、人材の育成や技術力の向上に努めてまいります。
そのための協会運営としまして以下の3点の活動を重点的に行ってまいります。
①優秀な技術者の育成
品質の良い成果品の作成・提出には何よりも優秀な技術者の育成が重要と考えます。具体的には、実務的な技術研修会やCPD講習会等を実施することで技術者の育成に努めます。
②協会員一体での協会活動
会長と役員が中心の協会活動になりがちですが、協会員が一体となって、社会貢献活動や協会活動を実施することで、もっと協会の存在意義を高めることが重要であると考えます。
③協会員の増大
協会活動に理解・協力が得られる会員の増大を図ります。
協会員が一丸となって様々な活動を行うことで協会の存在意義も高まり、発注者から業界発展のために有意義な活動をしている協会だと言ってもらえるような存在になれば自然に協会員は増えると考えます。
以上3点については、長期的視点に立って地道に努力を致してまいります。
また、協会員は単に働く場の提供に留まらず、県の産業振興計画推進のための協力や、桂浜花海道整備の支援等、地域の構成員であることを自覚した活動も行っております。
関係各位の更なるご理解、ご支援をお願い申し上げます。